1. |
箱庭療法
01:38
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停滞したオイラの日常
刺す光は何処
甦って過ぎ去る記憶
取り返せぬ時間がそこに
昔の事になんない 頭の隅に何時迄も粘着
免罪なんて成らない 消えない罪が覆い尽くす
後悔と贖罪の連続
正解は何処に
悔い改め祈る事に
潔白を見るのか？
確定しない正解 揺らぎ続ける常識に翻弄
地団駄を踏み狼狽 ぶつけ所の無い怒りが
惰眠の日々は崩壊 規範が暴力を掲げ其処に
混乱し出す脳内 囚われ続けた自身の敗北
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2. |
信託
02:31
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打ち砕く 幻想を 丸裸になる実社会
目が眩む 立ち眩む 溢れる湿度は脳を焼く
社会は無機質で 温度を感じない
灰色の社会にオイラは少しだけ色を塗っていく
未だ良いや 喋れるし 手足も自由に動いている
気合は無い 活気も無い だけども何とかやれそうだって
笑顔は浮かばない 涙も流れない
悲しく無いけど立ち続けてたら何とかなりそうだ
救難すら無いし 声援すら無いし
求められてすらいないがそれでもさ
そこに意味が有って 全てを預けている
悲しみを超える何かが在る訳だ
だからこそ 信じているんだよ
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3. |
虚構の神輿
01:17
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甘ったれるな 見えない立馬
誰も知らない お前もお前の周りの事も
我が物顔の一人芝居
目も当てられないチンケな様相
誰もが其れに興味が無い
悲しい程に独りぼっち
良い気になるな 手ぶらの癖に
虚像の象徴 神輿を担がれ悦に浸る
他人も巻き込む似非倶楽部
願い下げ、願い下げ
仲良し小好しがお好きだ
だけども孤独が君に手をかける
我が物顔の一人芝居
目も当てられないチンケな様相
誰もが其れに興味が無い
悲しい程に独りぼっち
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4. |
監視付き
01:25
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悲しい面して馬鹿みたい
誰も宥めてくれないぜ？
それともただの演出か？
耐えられないから切り刻む？
人恋しいから抱かれます？
思ったよりも乱れてるね
一本筋を通しておく そうしたらきっと問題ない
自分で自分を見捨てるな
こそこそ悪事を働きます
値踏みをしてから付き合います
それらは全てがバレています
見えない処で何をする
それすら全てが筒抜ける
ずっとお前を見ているぜ？
大きく見せても無駄なんだ 実体はバレている
無理をしたって疲れるだけ
一本筋を通しておく そうしたらきっと問題ない
自分で自分を見捨てるな
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5. |
苦痛を孕む
03:17
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耐えられない 受け流せない
矢の雨の様な言葉達
突き刺さる 突き抜ける
肢体を刻んで尚放つ
振り返る 過去の自分
過ちばかりで目が眩む
虐げられても仕方ない
災禍に見舞われ堕ちていく
真っ黒な蔓に縛られる
青白い月灯の下
手足を自由に動かされる
狂気の沙汰こそ日常に
助けの声など届かない
差し出される手は在りはしない
悲鳴は生活音に溶け
聞こえない
隠れたい 逃げ出したい
全ての思惑の外側へ
有り触れた 日常は
オイラを試す為の罠だ
安息を 求めても
死ぬその時まで訪れはしない
動け無い 見たく無い
周囲の視線が恐ろしい
楽園だなんて見当たらない
危険が手足に絡みつく
真っ黒になった眼球が
残像の様な嘲笑が
脳髄に染み込んだ
苦痛の脈動を感じる
そうしてようやく俺は気付く
生きている
目の有る、脳の有る
生き物全てが恐ろしい
オイラに見えてる物体
全てに心が在るなど
視線に釘付けにされて
読めない思惑で踊って
雁字搦めに縛られて
内気に成る他無いのだろうか
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6. |
蟲蟲蟲
02:41
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痛くて痛くて仕方ない
腫れ物に触るとはよく言った
グチュグチュ膿だした傷口
湧き出す蟲蟲蟲蟲蟲蟲
下等 卑劣 麁陋 鄙俗
目立たぬように暗躍して
気付かれないように獲物を狙う
美しいままにしたいのに
死体に群がる蟲蟲蟲蟲
下等 卑劣 麁陋 鄙俗
我が物顔で住み着いて のさぼった蟲蟲
住処じゃ無いのに関わらず のうのうと暮らし生きる蟲
他人の体に媒介し 肥えていく蟲蟲
臓物を 食い破る 掃いて捨てる程の蟲
誰とも話したくは無いな
夜風に当たりに小道に出れば
放って置いて欲しいのに
集る蟲蟲蟲蟲蟲蟲
下等 卑劣 麁陋 鄙俗
下等 卑劣 麁陋 鄙俗
下等 卑劣 麁陋 鄙俗
下等 卑劣 麁陋 鄙俗
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7. |
何が見える？
04:59
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自らの価値を提示して
低額な奴等から人権を取り上げる
利用価値だけで決まるその価格と
人間力を履き違えて生きる
対人を値踏みしている
其の時点で無価値だって云うのに
気付か無いでのうのう暮らす
半透明の貴方は如何に
個性とはどんな定義でしょう？
独特は利点なのですか？
変わってたら避けられますか？
迎合は幸せでしょうか？
対人を値踏みしている
其の時点で無価値だって云うのに
気付か無いでのうのう暮らす
半透明の貴方は如何に
そうやって生きてきた貴方には分からないでしょう。値踏みされる側の気持ちなんて。
奇異な目で見られる珍しい動物みたいな気持ち。居心地が悪くて仕方無いわ。
見せ物にされる悲しさも有るけれど、変だって烙印を押されてる様でとても悲しい。
「それ」っていけない事なんですか？差別主義者の貴方に質問です。
個性を異端として爪弾きにする全ての人達。貴方が私達を見ているのと同じ様に。
私も貴方達を何時も見ています。何時も後ろから。
対人を値踏みしている
其の時点で無価値だって云うのに
気付か無いでのうのう暮らす
半透明の貴方は如何に
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8. |
因縁
03:46
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逃げられ無い柵
目も当てられ無い過去
留意すべき事柄
気に留めない周囲の言動
紐解けば過去に全てが在り
それは全て過ぎ去った事実
しがみつけば地獄
止むこと無き地獄
逃れられ無い 抑えられ無い
断ち切れ無い 次から次へと
逃れられ無い 抑えられ無い
断ち切れ無い 縛られていく
抜け出せない悲しみ
蘇る焦燥
失くしていく平穏
繰り返す日常
何時しか自身を見失い
時代に流される
ふと気付けば此処は
果たして俺は
逃れられ無い 抑えられ無い
断ち切れ無い 次から次へと
逃れられ無い 抑えられ無い
断ち切れ無い 縛られていく
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9. |
天竺を目指す蟲
03:25
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泥水ばかり 啜ってばっか
湧水をくれ 一滴で良い、頼む
背に浴びる陽が ジリジリと焼く
見た事も無い 真ん丸らしい、光
拝みたい 見せてくれ
目が眩む様な其の光り
焼けそうな 溶けそうな
目が眩む様な其の光り
何も知ら無い なのに終わった
気付かぬうちに 始まり終わり、虚無に
何も残らず 跡形も無く
だけど確かに 目指し歩んだ轍
目指してた 探してた
目が眩む様な其の光り
二匹の蟲が目を焼いた
目が眩む様な其の光り
馬鹿だな、馬鹿だな、調子乗って馬鹿だな
馬鹿だな、馬鹿だな、口に出して言えば良いよ
馬鹿だな、馬鹿だな、調子乗って馬鹿だな
本当君は馬鹿だな
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10. |
矜持
02:11
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関係無いね別に、何を言われても
実際君の方が、余程普通では無いね
憤慨を抑えつつ 只々日々を過ごすだけ
日常は針の筵 生き難いったら有りはしない
聞こえ無いねそんな 小さな声じゃあ
自信が無いなら デカイ面するなって
歪だね、悲しいね 真似事ばかりじゃきっと
曲げられない、譲れない 真面目に生きればきっとさ
負けられない、止まれない 今此処に刻み込んで
忘れない、忘れさせない 脳裏に焼き付けて行け
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猿芝居 Japan
Fujioka City, Gunma Japan
saru481@gmail.com
Vo.Sukekiyo
Gt.Ryuji
Ba.Kai
Dr.goodvibes Haruyama
猿芝居(Sarushibai) formed in 2009 in Fujioka city,Gunma,Japan.
Hardcore punk band with influence from 80's ADK style Japanese punk.
Such as Kikeiji,Masturbation,Aburadako,Inu and Stalin.
The lyrics are mostly about conflict,loneliness and allenation in society.
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INSTITUTE - RAGDOLL DANCE
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featured on Bandcamp Radio Nov 10, 2023
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